動画のコメントで針の持ち方などを知りたい!とリクエストをいただきましたので、そのついでに目を綺麗に編むための条件などを私なりに考えてみました。
いつもはそのまま動画にしますが、今回の話はちょっと自分でも整理しないとうまく伝えられないだろうなあと思いましたので、まずはブログにてしたためることとします。
1年前の今頃は目がしっちゃかめっちゃかだった
さて、突然ですが。
1年前の私の動画を見ていただけるとわかるように、今とは全く違う目があちらこちらに向いているような有様でした。
ニッターさんの誰しもが、年月とともに目が安定していくものだと思いますが
私も例に漏れず、最初の頃はえらいこっちゃなもんでした。
まあそれでも、自分で作ったものなどには愛着がありますので、そこまで「なんて私は下手なんだ!」という気持ちもたいしてなく、編み物ライフを楽しんでいたのですけどね。
そんな私ですが、今ではある程度目が安定するようになっています。
今回の記事は、「1年前はあんな有様だったのに、どうして目が安定するようになったんだろう?」で思いついたものを、つらつらと並べて紹介してみるだけのものです。
どうして目が安定するようになったのか?思い当たる条件
- 表編みを正しく理解した
- 針を変えた
- 目が安定しやすい糸にした
- 編み物にだけ集中して編むことをしなくなった
- 編む手の状態を一定に保てるようにした
考えて考えて、思い当たったのは上の5点になります。
「うーん、このくらいだよなあ。」
と思いましたが、割とこのポイントたちって重要ですよね。
どういうことなのか分けて解説してみます。
(先に言っておきますが、個人の感想的なやつなので!
これが絶対というわけではないですよ!)
表編みを正しく理解した
まずこれ。私これまじでほんと意味わかんないんですけど、
そもそも表編みの方法を間違ってたんですよね。
普通なら、表編みの左の方から針を差し込むのに、目の真ん中にさしこんで編んでいたんですよ。
こうすると、表編みはねじり目のようになり、綺麗な目になりません。
さらに、ねじって編むとのびのびしちゃうらしくて、それも目の安定から遠ざかる原因になった要因かと思います。
ねじり目自体が悪いわけではなく、表編みをしたいのにねじって編んでしまうのがよくないわけですね。
まあこの間違いってあんまないかも。
でも私があるってことは、万が一があるのかな?!と思い、ここに記した次第です。
針を変えた
色々な針がありますが、針によって特徴が異なります。
つまり、針によって目が安定しやすいものが存在するのです。
まあこれ個人の感想でしかないから、私が言っているだけで他の人は別の感想になる可能性は大なんですけどね。
それでも言いますが、ずばり目が安定しやすい針とはスクエア型の針です。
スクエア……つまり四角の針。
針ってなめらかな側面のものを思い浮かべる人も多いかと思いますが、四角いものもあるんですよ。
例えばAddi novelとかね。
collageとかね。
ここらへんが四角い針です。
一応、画像も載せておこうかな。
こんなやつですよ。
動画で解説するときにもうちょっと見せますので、ちゃんと見たい人は動画内でチェックしてみてください。
こういうスクエア型の輪針って、編んでいる時に持ってる指の間でころころしないので、針自体のポジションを保ちやすいんですよね。
目を安定させるためには、やはり手・糸・針のポジションを保つことが重要なので、ポジションをキープできる針というのは目を安定させるためには必須と言ってもいいかもしれません。
とはいえ、水通ししたらある程度綺麗になりますからね。
それに手になじむかどうかも重要です。
スクエア型でも手になじまなかったり、針の特徴が自分には合わずイライラすることもあります。
できるだけストレスがないことが大切ですので、自分に合うかどうかで選ぶことをおすすめしたいです。
目が安定しやすい糸にした
これもとても重要な条件かと思います。
実は糸によって、目が安定しやすい・しにくいが違います。
色々な糸をこれまで触って編んでいますが、靴下毛糸だとやはりOpalやREGIA、Alizeが思い浮かびます。
この中でもAlizeが最ももちもちしてて安定しやすいですね。
OpalやREGIAも安定した目になりやすいのですが、シリーズによってはちょっと目があれることもあるんですよね。
(ただし、最近のシリーズはどれも比較的安定しやすいと感じています!)
とはいえ、目がごっちゃごちゃになったところで、こちらも水通しすれば問題なく目が揃います。
まじで水通しは神です。
ドライブ中に助手席で編んだガタガタの目でも綺麗になりますからね!!!
水通ししてからがやっぱ本番ですよ。
編み物にだけ集中して編むことをしなくなった
これ結構重要だと思っています。
編み物だけに集中していると、個人的にですが目がちょっと、揃いにくくなります。
というのも私は編み物ちゅう、だいたい映画やドラマ、アニメ、ゲーム実況をみているのですが、視聴中に編んでいる部分の目が結構綺麗に揃ってくれるんですよね。
なんでだろ?と考えてみたんですけど、
おそらく、編み物に集中して編んでいると、意識しすぎて手に入る力が一定になりにくくなっているのだと思います。
一点集中したときの意識って、正直疲れるし保てませんよね?
でも、映画などを見ている時に手元だけくるくる編みまくっている時の意識は、結構長時間続けても一定です。
だから、賛否両論あるかもしれないけど、ながら編みが良いですよ。
飽きないし、楽しいし、テンションを保てるから。
ただ目を見ながらじゃないとまだ不安って人もいると思います。
そんなときは、音だけでわかるような映像を流しておくとか、好きな曲を流しておくと良いかもですね。
とにかくながら編みだ!私のおすすめはこれだ!!!!
手元見ないで編めるようになると、眼精疲労も減る気がするので、段々手元から目をはなしても編める状態に持っていくことがベストなのかなあ、とか。思ったり。
編む手の状態を一定に保てるようにした
編む手の状態ってどうしていますか?
例えばかさつきとか、糸のひっかかりとか、日によって手の状態って違いますよね。
なので私は、編む前にだいたいハンドクリームをつけています。
ハンドクリームも2種類あって、しっとり系とかわくとスルスルするようなやつを使い分けています。
糸を持った時に、ピンと張りすぎると目がきつくなるのですが、逆にスルスル抜けていくような感じでも緩くなってしまいます。
湿度や手の状態により、つけたいハンドクリームは違いますが、
ここをしっかり見極められるようになると、糸の張りをコントロールできるような気がしますので
手の状態を一定に保つも意識してみると良いかもしれません。
今の編み方の特徴
まあこんなあーだこーだ言ったって、よくわかんないですよね。
ということで、今の編み方の特徴も残しておきます。
ただこれ、言語化して残すの正直無理なので、動画の方で確認して頂けたらいいかも。
動画では、編んでいる手のスローモーション撮影なども残す予定です。
編むときの右手
編んでいて自分の手を観察していたところ、右手の方はあんまり手首の角度を変えていないことがわかりました。
手首を動かしまくっているのはむしろ左手。
右手の方は、針を平行にスライドさせているかんじで、
目の穴の位置を左手首を動かしながら編みます。
なんでこの編み方になったのか不明です。
編んでたらこの型になってた。
たぶん、みんなそれぞれ型を持ってるんだと思う……。
動かす範囲は小さくする
編むわけですから、針の位置糸の位置は都度変わります。
しかしここを大きく動かすと、時間ロスに繋がりますし多分目も大きくなってしまうのではないかな?
なので私は編むときは針先で編み、次に編む目がスムーズにくるようにできるだけよせておき、糸は毛糸から出しておきます。
毛糸から指にかけてピンとしていたほうが編みやすい!って場合もあるんですけど
靴下編みの時は、毛糸から指にかけて毛糸がたるんでるほうがやりやすいのでそのようにしています。
全然伝わらなさそう【おわり】
一応、書いてみたけど全然伝わらない気がする……。
とはいえ、こういうことを動画で話したいなと思いながら書いたので、台本がわりにはなるかな。
動画撮ったら上か下にでも動画載せておきますね。